バスボムはお風呂に入れてぶくぶく泡の出る入浴剤のことです。
身近な材料にアロマ精油を入れて、アロマバスボムを簡単に手作りする方法をご紹介します。
手作りバスボムには、かわいい型で固めたり、色をつけたり、ハーブやオブジェを混ぜたりして楽しむこともできますが、ここでご紹介するのはごくシンプルなものです。
簡単といっても、一般的なバスボムはうまく固まらないなど、イメージ通りにならないことも意外と多いので、絶対失敗しない固めなくてもいいバスボムを作ってみましょう。
材料と作り方
【材料】
フタ付き紙コップ
写真は容量120mlのもの
重曹 大さじ4
クエン酸 大さじ2
好みの精油 1~3滴
塩 小さじ1
【作り方】
紙コップにすべての材料を入れてフタをして、中身が混ざるようによく振ります。
数日置いておくと自然に固まります。
(固まらなくてもそのまま使えます)
え?これだけ?
はい。これだけです。(笑)
作る工程を楽しむクラフトもよいのですが、入浴剤なのでなるべく簡単にできた方が普段手軽に活用できると思うので究極に簡単な方法を考えました。
使い方
フタを取って、紙コップごと、そっとバスタブに沈めます。
中身が溶け出して紙コップが浮いてきそうになったら手で持っておくとよいでしょう。
すぐに溶けてしまって物足りないようでしたら、紙コップをひと回り大きいものにして、重曹、クエン酸を増やしてください。
重曹:クエン酸は2:1の割合にします。
材料について
重曹(炭酸水素ナトリウム)
【売っている場所】
ホームセンター、スーパー、薬局など
食品添加物、医薬品として販売されています。「食品添加物」と表示されていれば、ホームセンターなどで1キロ入りなどで販売しているもので問題ありません。
製菓材料、医薬品、として販売されているものはかなり割高感があります。
ただし、「掃除用」として販売されているものは洗剤成分が混じっているものがありますので、成分表示をよく確かめてください。(用途外使用は推奨しません)
【用途】
食品添加物/
ベーキングパウダーとしてふわふわサクサクな食感にする
野菜のあく抜き
肉を柔らかくする
炭酸水の素(クエン酸と混ぜる)
掃除/
油汚れ、焦げ落とし
脱臭剤
入浴剤/
美肌効果
古い角質除去(代謝促進)
医薬品/
胃酸過多の制酸剤
【売っている場所】
ホームセンター、スーパー、薬局など
これも、医薬品として販売されているものはかなり割高感があります。
【用途】
食品添加物/
シソジュースなど手作りドリンクに
サプリメント成分として多用される
疲労回復、代謝促進、血流改善、ミネラル吸収促進
入浴剤/
ピーリング効果で美肌に
体臭予防
医薬品/
尿酸値を上げる、痛風予防
精油
【売っている場所】
アロマ専門店、アロマサロンなど
必ず100%本物の天然精油を使います。
光毒性(こうどくせい)のある種類などに気を付けましょう。
塩
食塩、粗塩、焼き塩など、どんなタイプのものでも構いませんが
ここでは塩の吸湿作用を利用してバスボムが固まるのを助けるために入れますので
混ざりやすい形状のものがいいでしょう。
塩も入浴剤として使うと、保温や血流改善効果があります。
バスボムのおすすめポイント
お湯の感触が柔らかくなり、自宅のお風呂で温泉気分が味わえます。
身体がホカホカ温まります。
肌がすべすべになります。
ぶくぶく泡で癒されます。
アロマトリートメントと同様に、鼻から脳、鼻から体内、皮膚から体内のアロマ効果があります。
浴槽や給水口がきれいになります。
そう、身体だけじゃなくてお風呂もきれいになるってすごくないですか?
お風呂掃除が面倒な方は、ぜひ、この簡単バスボムをお試しください。
材料の重曹、クエン酸はドラッグストアやホームセンターで購入できますが、掃除用しか置いていないお店もありますし、重いので、ネットで買うのが便利です。
私はいつもアマゾンで送料無料のこちらを利用しています。(食品添加物規格品です)
AGC製 重曹 1kg[01](炭酸水素ナトリウム)食品添加物(食品用)国産重曹 NICHIGA(ニチガ)
無水 クエン酸 1kg 食品添加物規格(食品)[01]NICHIGA(ニチガ)
※追記
紙コップではなくナイロン袋を使ってさらに簡単なやり方も考えました。
「バスボムはやっぱり固めたい!」という方は、こんなアイテムも↓