発達障がい児母のための笑顔になるアロマセラピー

母の日なんて大嫌い?

母の日は、障がい児の母にとって、ちょっとモヤモヤするイベントです。
SNSをやっていると、タイムラインには、よそのお子さんの成長ぶりやほのぼのエピソード、メッセージやプレゼント、手料理などが溢れています。
でも、うちの息子の場合、母への感謝を伝えるどころか、こんなイベント自体理解できません。
将来的にも、期待できないだろうなぁと思うので、以前はどこか他人事で疎外感を感じていました。
でも、ある時、ふっと気持ちを切り替えることができました。

母の日を
1.自らの母に感謝し、
2.自らが母であることに感謝し、
3.母である自分を労う
…って日にしようと思ったのです。

色んな母と子がいるんだから、色んな母の日があるのは当たり前。
誰かに何かをしてもらう日ではなくて、自分が何をするかを考えたら、がっかりすることはありません。
特に3番目の「母である自分を労う」ってのは普段なかなかできないことなので、何をしようかなとワクワクしてしまいます。
もし、自分へプレゼントを買うなら、必ずラッピングもしてもらいます。
それだけで、プレゼントする方ともらう方の両方の気分が味わえます。
1番目は、数年前に亡くなった母を想い感謝し、2番目は息子が生まれたことで出会えた人、経験できたことの大切さを想うのですが、3番目の自分への労いは、いつも「わぁ…何しよう、何しよう!」と、ドギマギしてタイミングを逃したりして、実はいちばん難しいです。
でも、もし、特別なことができなくても、自分のために美味しいハーブティーをいれて楽しむ時間は作ろうと思う今年の母の日の午後です。

写真は、放課後デイで作ったというカードです。本人が自発的にできた作業はほぼないと思うので、職員さんの努力に頭が下がります。(笑)文字は、なぞることも困難です。でも、せっかくなので載せてみました。